『荒地』を読む ― 2012/11/01 22:09
勉強会(?)のため、エリオットの『荒地』を読む。
難解でした。大きな特徴として引喩性と人称のことを教えてもらいましたが・・・。
今まで"I"で書かれていたものが様々な人称を使うことで自分から解放され自由な視点を持ちうるとか・・。。
ダンテ、シェークスピア、ギリシャ神話、聖書・・、様々な書物からの引用、コラージュによる作風。
引用をこれほど使ったのは、教養主義的というよりは、使われる引用の変遷により、伝統(長い時間の流れ)の上に、この作品が成り立っていることをいいたかったのでしょうか。私には難しい~。
第一次大戦後、退廃的になった町並み、雰囲気、男女関係。それらがシュールに描かれているのはおもしろかったです。女性の体が機械じかけなんて官能的です。水や火がイメージとして巧く使われ、場面の転換、空間が次々に飛んでいくのは、爽快感がありました。
難解でした。大きな特徴として引喩性と人称のことを教えてもらいましたが・・・。
今まで"I"で書かれていたものが様々な人称を使うことで自分から解放され自由な視点を持ちうるとか・・。。
ダンテ、シェークスピア、ギリシャ神話、聖書・・、様々な書物からの引用、コラージュによる作風。
引用をこれほど使ったのは、教養主義的というよりは、使われる引用の変遷により、伝統(長い時間の流れ)の上に、この作品が成り立っていることをいいたかったのでしょうか。私には難しい~。
第一次大戦後、退廃的になった町並み、雰囲気、男女関係。それらがシュールに描かれているのはおもしろかったです。女性の体が機械じかけなんて官能的です。水や火がイメージとして巧く使われ、場面の転換、空間が次々に飛んでいくのは、爽快感がありました。