松井冬子展2012/03/07 16:55

横浜美術館で「松井冬子展」見てきました。

松井冬子というと、今まで怖い絵、グロテスクなイメージがあったのですが、今回まとめて作品を見て印象が変わりました。

腐乱していく身体、漂う幽霊、解剖された動物たち・・。そこにあるのは、死や孤独や狂気の世界ですが、それを解放するようにリアルに描くことで、逆に生に繋がる明るさ、温かさが不思議とわいてくるのです。

「世界中の子と友だちになれる」という作品が良かったです。赤ちゃんのいない乳母車をひとりで守るかのような少女。藤棚の増殖する花の隙間から外の世界を見つめているのですが、垂れ下がる藤の花は最後には群れる黒蜂の姿へと変わり、少女の手足の先からは血がにじみ出ている。子を持つという女性生への恐れ、不安。未熟な時代(少女)と外部との葛藤が描かれているようでした。でも凜と佇む少女の横顔は通過するすべてを受け入れていくようで。危うさとともに力強さを感じます。

コメント

_ KO.KO.DAYS ― 2012/06/06 14:42

ブログ再開、おめでとうございます♪
松井さんの「世界の子と友だちになれる」、わたしも大好きな絵です。
これからもブログ、とても楽しみに読ませていただきます♪

_ mizushima ― 2012/07/25 17:17

コメントありがとうございます!!
やっとブログ再開しました。
のんびりやっていますが、
時々見てね~。

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